技術史1(中島)学期末試験 2013年7月29日実施
試験時間は45分間。試験開始後30分を経過したら、答案を提出して退席してもよい。
[1]次の各々の用語(人物の場合にはその人の業績の概要)について簡潔に説明せよ。
(1) ローマ街道
(2) レオナルド・ダ・ヴィンチ
(3) 『建築書』
(4) アレクサンドリアのヘロン
[2]プラトンの技術の分類について知るところを述べよ。
[3]新石器時代までの技術と人間の関係について知るところを述べよ。
技術史1(中島)学期末試験 2012年7月30日実施
試験時間は45分間。試験開始後30分を経過したら、答案を提出して退席してもよい。
[1]次の各々の用語(人物の場合にはその人の業績の概要)について簡潔に説明せよ。
(1) エルガステリオン
(2) クリスチャン・トムセン
(3) 高等(高級)職人
(4) アルキメデス
[2]古代の技術書について、実例を挙げて論じなさい。
[3]「中世の産業革命」について、なるべく授業の流れに沿って概要を説明せよ。
2011年度は、東日本大震災後の節電のために試験を実施せず、レポートで対応しました。
技術史1(中島)学期末試験 2010年7月26日実施
[1]次の各々の用語(人物の場合にはその人の業績の概要)について簡潔に説明せよ。
(1) アルキメデス
(2) ホモ・ファーベル
(3) 三圃式農業
(4) 12世紀ルネッサンス
[2]古代ギリシャと古代ローマの技術について、なるべく授業の流れに沿って概要を説明せよ。
技術史1(中島)学期末試験 2009年7月24日実施
[1]次の各々の用語について簡潔に説明せよ。
(1) 中世の産業革命
(2) ローマ街道
(3) アレクサンドリアのヘロン
(4) 新石器革命
[2]技術の担い手が歴史的にどのように変化してきたかを、授業に即して論じなさい。
技術史1(中島)学期末試験 2008年7月24日実施
[1]次の各々の用語について簡潔に説明せよ。
(1) アッピウス・クラウディウス
(2) エルガステリオン
(3) 新石器革命
(4) ウィトルウィウスの『建築書』
[2]中世の産業革命からレオナルド・ダ・ヴィンチの時期に至る技術の発展について、授業の内容にそって述べよ。
技術史1(中島)学期末試験 2007年7月30日実施
[1]次の各々の用語について簡潔に説明せよ。
(1) 新石器革命
(2) 獲得術と制作術
(3) 器官投射説
(4) 中世の産業革命
[2]古代ローマの技術について、具体例を挙げて知ることを述べなさい。
2006年度は海外研修につき授業を開講せず
技術史1(中島)学期末試験 2005年7月25日実施
試験時間は45分間。試験開始後30分を経過したら、答案を提出して退席してもよい。
[1]次の各々の著作の技術史上の意味について説明せよ。
(1) ウィトルウィウスの『建築書』
(2) 『機械術』などを含むヘロンの諸著作
(3) ゴードン(ゴールドン)・チャイルドの『文明の起源』
[2]古代から中世にかけての動力利用の変遷を述べ、また両者の差異について論ぜよ。
[3]レオナルド・ダ・ヴィンチの科学と技術について知ることを述べよ(解答が裏面に及ぶ場合には明記すること)
技術史1(中島)学期末試験 2004年7月26日実施
[1]次の各々の用語について簡潔に説明せよ。
(1) プラトンの技術の分類
(2) 高級職人
(3) 新石器革命
[2]古代の機械やその利用の特徴について知るところを述べよ。
[1]次の各々の用語について簡潔に説明せよ。
(1) 新石器革命 (2) 単一機械 (3) ホモ・ファーベル
[2]「中世の産業革命」について知るところを述べ、その歴史的意義を論ぜよ。
[3]古代ローマ時代の技術について知るところを述べよ(解答が裏面に及ぶ場合には明記すること)。
技術史1(中島)学期末試験 2002年7月22日実施
[1]次の各々の人物や用語について簡潔に説明せよ。
(1)ユルゲンセン・トムセン (2)実物制作術と影像制作術 (3)『建築書』 (4)アレクサンドリアのヘロン (5)中世の産業革命
[2]レオナルド・ダ・ヴィンチの仕事について技術を中心として述べよ。彼とその前後の時代の技術の差異についても言及せよ(解答が裏面に及ぶ場合には明記すること)。
技術史1(中島)学期末試験 2001年9月17日実施
試験時間は45分間。解答を終了したら答案を提出して退席してよい。
[1]次の各々の文章の括弧内を適切な言葉で埋めよ。
サルが人類に至るまでには、猿人、( )、旧人、新人と発展してきた(旧人の位置づけについては異説がある)。アメリカのフランクリンは、 「人間は( )を作る動物である」と述べたが、実際、石器の利用は人類登場のごく初期までさかのぼる。石器時代を新旧二つの時代に分けたのはイギリ スの学者( )である。ちなみに、人類史を、石器時代、青銅器時代、鉄器時代というように最初に分けたのは( )[国名]の考古学者トムセ ンであった。これはいずれも( )世紀のことである。
アレクサンドリアの学者( )は、てこ、ねじ、滑車、輪軸、くさびなどを( )機械と呼んだと言われてきた。彼の著書には、( )などがある。これに先行し、最古の技術書とされるのは、ウィトルウィウスの著した( )である。この本の中にはローマ水道についての技術面で の議論が含まれているが、古代ローマの水道を論じた有名な本としては、( )の書いた『水道書』がある。
これに先行するギリシャの社会では、技術は奴隷のものとして卑しまれていた。例えば、当時存在していた( )という一種の工場の担い手 も奴隷だったとされる。しかしアリストテレスの師である( )は、技術の分類を試みている。彼は技術を獲得術と( )術に大きく二分した。
8世紀頃から、ヨーロッパでは技術的な発展がいくつかみられた。農業の面では、それまでより土地利用の効率の高い( )制農業が北ヨーロッパを 中心に広まった。夏作物には、窒素固定の作用のある( )類が含まれていた。従来農耕には家畜として( )を利用するのが普通だったが、農業の発展に 伴って、餌を多消費する馬の利用が可能となった。鉱山の開発も進み、やがてルネッサンス期になるとその有様を記録した書物として( )という人物 の著した『デ・レ・メタリカ』も現れた。その30年ほど後には、( )という人物が、当時の機械の発展を『各種の巧妙な機械』という本で描いてい る。産業の発展に並行して12世紀頃から学術発展の余裕も生じ、アラブ圏などの学術書がラテン語訳された。アメリカの学者( )は、このような動き を「12世紀ルネッサンス」と命名した。
歴史的に見ると、技術の担い手は変化してきた。万人が技術を担っていた時期から、専門の職人が登場したのが最初の変化であった。初めて現れた職人 は、技術史家のフォーブスによると( )を扱う職人だったという。ルネッサンス期になると職人の地位が向上し、授業中にビデオで取り上げた人物( )のように知的な職人も現れた。しかし、今日のように科学的トレーニングを受けたエンジニアが登場するのは、フランス革命期に( )と いう高度な技術学校が創設されて以来である。
[2]欧州における古代から中世への動力利用の変化について、具体例に触れながら論じなさい(解答が裏面に及ぶ場合には明記すること)。