日本型技術創造の方法論 ( 知識創造 )
- 新技術・新知識の創出を捉えるフレームワークの構築
- 日本型技術創造の体系化
- 開発・生産における日本型技術創造学の確立と提言
「新技術・新知識の創出を捉えるフレームワークの構築」では、文献調査やヒアリング調査を中心とした国内外の理論動向調査を随時実施し、それらから得られた知見をもとにして、原型(プロトタイプ、たたき台)として用いる組織的知識創造理論に改良を施すことで、 新技術・新知識の創出を捉えるための 新たなフレームワークを構築しようと試みる。
「日本型技術創造の体系化」では、日本の中小企業集積地(大田区や東大阪など)における企業間提携の実態調査、日本における産学連携の実態調査(TLOの全数調査など)を実施し、従来は一企業内ないしは一大学内で完結させようとする傾向が強かった日本型技術創造のあり方を再検討することで、技術創造の新しい姿を模索しようと試みる。
「開発・生産における日本型技術創造学の確立と提言」では、製品/サービスの開発・生産の現場調査を産業横断的に実施し、技術創造と産業特性の共進ダイナミズム、および技術創造と組織文化の共進ダイナミズムを検討・比較することで、技術イノベーション創出サイクルを理解する一助となるような知見を獲得しようと試みる。