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テーマ3 技術イノベーションと共進しうるインスティテューションの歴史的示唆抽出


hachiya
大学院社会理工学研究科 経営工学専攻
准教授  蜂谷 豊彦

専門分野: 企業財務
キーワード: 企業価値評価,コーポレート・ガバナンス,資金の調達と使途,無形資産評価,IPO,ベンチャー・キャピタル
電子メール:
電 話: 03-5734-2253  Fax: 03-5734-2252

現在の研究内容と目指すもの


  1. 組織・人的・社会的資本に関する実証研究

    企業価値へのインパクトの測定,経営プロセス革新へのインプリケーションの抽出

  2. コーポレート・ガバナンスに関する実証研究

    各種のガバナンス・メカニズムと財務・事業行動,パフォーマンスとの関係の解明

  3. ベンチャー評価およびIPOに関する実証研究

    ベンチャー企業の評価方法および評価特性の抽出,IPOアノマリーの解明


COEプロジェクトで遂行する研究テーマ


経営学および経営学史的な視点からイノベーションとインスティテューションとの関係を抽出する.主要な視点としては,次のようなものがあげられる.

  1. 日本企業の組織とイノベーションの関連分析
  2. 日本型競争とイノベーションの関連分析
  3. 日本型市場とイノベーションの関連分析
  4. 技術蓄積とイノベーションの関連分析
  5. 日本型インスティテューション学の確立と提言

1〜4に関しては,「組織・人的・社会的資本に関する実証研究」におけるリサーチデザイン(下図)を応用することによって検証可能であると考えられる.この検証では,「補完的な関係」を分析に組み込むことと,ほかの条件をコントロールするとともに同時性を考慮することとが鍵となる.

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