先日のクリフトン渓谷(Clifton Gorge) へのハイキングをオハイオでの最後のレジャーにしようと決めた私は、以来週末はほとんど仕事をして過ごして来ました。そして今週も、買い物と洗濯に出かけた以外は家で机に向かっていたのですが、それでも誰でもたまには気分転換が必要です。そう思った私は今日の午後、近くの公園に散歩に出かけてみました。
近所に広くて美しい公園があるというのは実に嬉しいことです。この「インディアン・リッフル公園/ケータリング市レクレーション複合施設」(Indian Riffle Park / City of Kettering Recreation Complex) は広大な芝生の敷地にいくつもの野球場と何十ものディスクゴルフ(disc golf; フリスビーを投げてゴルフの様に遠くのかごの中にいれるゲーム)の施設、何十羽のガンが泳ぐ池、子供のための遊び場が点在し、そして複合施設の建物には屋外/屋内のプールやアイススケートリンク、スポーツジム、そしてシニアセンターなどが入っています。さらにこの公園に隣接して学校や、アートセンター(Rosewood Art Centre) が建っていて、美術品の展覧会の他に市民が美術、音楽、ダンスなどの芸術活動をすることができるようになっています。良いお天気のおかげで -- 寒いですが晴天ですしここしばらくまとまった雪も降っていないので -- 犬を連れた人や仲間と散歩を楽しむ人、遊び場で遊ぶ子供達と出会えました。そしてレクレーション施設の中には実にたくさんの人が集って来ていて、屋内プールやスケートリンクはごった返していました。
実は私はここをゆっくり歩いたのは今日が初めてでした。車で家から5分とかからないというのに。実にもったいないことをしたと思っています。まあでも、今日は実に良い気分転換(そして若干の運動不足の解消)になりました。公園の中を歩き回るのと結構な道のりで、一時間くらいは歩きました。さらに天気はよいものの気温は氷点下なので、凍えないためには歩き続けなくてはなりませんし。(しかしフリスビーが欲しかったですね。是非あのディスクゴルフというのに挑戦して見たかった!)
しかし散歩の間楽しんだ新鮮な空気と美しい景色に加えて、私はもう一つ別のものを見かけることになりました。私が駐車場に停めてある車に向かって歩く途中、10代の少年が私の車の周りをうろうろと歩き回り、ドアノブに触ってみたり、中をのぞき込んだりしています。そして私が近づいてくるのに気がつくと、自転車に乗って立ち去って行きました。幸運にして私はドアを全てロックしてあり、少年はこじ開けるようなことはしなかったので何事も起こりませんでしたが、しかし私は改めて自分がアメリカに居るのだと言うことを認識しました。(もっとも日本でも最近は状況はあまり変わらないでしょうけど。) ニューヨークなどの大都市とは違ってこの近辺ではハンドルに盗難防止用の大きなバーをかませてある車は見かけませんが、それでもこちらの人はカバンは決して外から見える座席に残して置かず、トランクに入れなくてはならない、と言います。また盗難警報機をつけてある車もたまにあります。この平和な中西部の中規模な都市においてさえも、人々は自分たちを守るために最低限のルールは守らなくてはならないのです。
というわけで、アメリカの公園での日曜日の午後でした。


