最近何人かの人から同じ質問をもらっています。「『日記』の日付が、更新された日に比べて古いみたいだけど、いつも昔のことを思い出しながら書いてるの?」そうではないんです。実は、この日記はいつも英語版を先に書いていて、あとから日本語版に直しています。ですから、英語版についてはいつも日記に書いてある日付にできあがっていますが、日本語版についてはそれから着手しますから、ときおり -- 特にちょっと忙しい時など -- 書き上げるのに時間がかかる場合があります。(そして日本語版を書きながら英語版に細かい修正を加えたりすることもあるので。) というわけで何日か前の日記をアップロードすることになってしまうのです。
さて、私がデイトンに到着した時点で、私は一週間分のレンタカーの予約をしてありました。レンタカーがあれば、おそらく一週間もあればきっといい中古車でも見つけて買うことができるだろう、という安易な予想のもとで。とにかく、車が無いと大学にも買い物にも行けませんので、車はできるだけ短期間に取得しなくてはなりませんでした。しかし、やはりここでも私は楽観的に過ぎたようです。
すんなり決まらなかった一つの理由は、私がオハイオ州の運転免許証を持っていないことにありました。ここオハイオ州では、車を買うときには必ず自動車保険を買わなくてはならないのですが、多くの保険代理店はオハイオ州の免許証を持っていない私の保険を引き受けようとしません。日本で発行された国際免許証を持っているから合法的にここで自動車を運転できるのに、です。それどころかどうもアメリカの他の州の免許証を持っている人にもオハイオ州の免許を取得して下さい、と言っているようです。(そして保険だけでなく、幾つかの販売店は、オハイオの免許を持っていない人には車を売らない、とまで言いました!)
というわけで気に入った車があったとしても保険をどこかに引き受けてもらえないことには買えません。そんな調子なので結局レンタカーはさらに1週間延長することになってしまいました。そして一週間以上うろうろと探したあげく、結局は気に入った中古車が見つかり、その車を売っていたディーラーの紹介してくれた代理店が近い将来にオハイオ州の免許をとるということを条件に保険を引き受けてくれたので、無事に車を買うことが出来ました。後でわかったことですが、全米規模の保険会社の幾つかは国際免許でも保険を引き受けてくれたようです。ただし、この場合も、オハイオ州の免許証を持っている人に比べれば保険料率が割高になるようですが。
さて、私が車を探しているとき、大学の私の周りの人(もちろんアメリカ人)はみんな日本車を買うように私に勧めてくれました。「日本車の方が品質がいいし、1年後も価値が落ちない(=高く売れる)よ」と。実際中古車屋を見回っている最中に気が付いたのですが、日本車の中古車は、同じくらいの年式で同程度のグレードのアメリカ車に比べて高い値段が付いているような気がします。
にもかかわらず、最終的に私が買った車は 1995年式のフォード(もちろんアメリカのメーカーです;ちなみにこの車の製造国はメキシコ)のエスコートでした。もちろん、皆さんの言うとおり、あるいは中古車市場での評価が語るように、日本車はきっと高い品質を持っているのでしょう。私自身免許を取ってから15年以上日本車を運転してきています。でも、逆に言えばだからこそ、他の国の車も乗ってみないことには、本当に日本車が品質が高いのかどうか実感としてわからないんじゃないか。そんなことを考えたのです。これが今回アメリカ車に乗ってみようと考えた一つの理由です。(そしてもう一つの理由は、エスコートという車は昔世界ラリー選手権(WRC)で活躍していた時代があるんですね。それでちょっと惹かれていたんです。日本ではセリカに乗ってましたし、いつか一度ランチャ・デルタに乗ってみたいという夢もまだ捨て切れていません。)
何はともあれ、今回は私のフォードが(とりあえず1年間)無事に働いてくれる方に賭けました。あとは一年後どういう結果になるか、楽しみに(?)していましょう。